サッカー応援の理想形、松本山雅を考えてみた
今日は11月20日、Jリーグディヴィジョン2の最終節が終わりました。
すごかったなぁ、昇格、残留、降格争い。2部リーグとはいえどの試合もとても白熱した試合結果になってたな…
Jリーグって、よくテレビとかで試合のハイライトが流れたりするJ1、それから順にJ2、J3と3部構成になってるので、J2だけ、上位チームの昇格、下位チームの降格が同時に存在するリーグなんですよね。
今年の最終節は珍しいことに、J1へ昇格するチーム、J3へ降格するチームの順位がいずれも決まっていない、まさに団子レースだったんですが…
僕が注目したのは松本平球技場で行われた松本山雅FCvs横浜FCの試合。
松本山雅FCが僕すごく好きなんです。と言ってもまともに試合見たことはないし、応援しに行ったこともないんです。
だけど、数年前からすごくそのチームの魅力に惹かれてしまって笑
実はこの松本山雅、Jリーグに加盟してわずか3年でJ1に昇格したすごいチームなんです。
Jリーグ史上最速なんです。
一昨年までストリートミュージシャンだった歌手が今年の紅白出場するくらい凄いことなんです。
僕がこの松本山雅というチームを初めて生で見たのは昨年の夏のことでした。
親戚に誘われて、アルウィン(松本平球技場の通称)へ。
長野県松本市に位置するこのスタジアム、夏の陽気でそこそこ暑いはずなのに、時々通り抜ける山風がすごく涼しい、名物の山賊焼は美味い、叔父さんのビールがすすむ。
僕は相手チーム側の応援で来てたので、松本山雅サポーター達の陣取るゴール裏席とは反対側のゴール裏席でした。
そこで目の当たりにした松本山雅サポーターの応援に僕は胸を打たれました……
サッカーも野球も他のスポーツもそうなんですが、応援って基本熱く立見応援するパフォーマンス席みたいなのが自然に決まってるんですよね。野球だったら外野席、サッカーならゴール裏。
ところがアルウィンの松本山雅サポーターは、ゴール裏のみならず、左右のメインスタンドとバックスタンドのお客さんも立って声を出してタオル振り回して応援してるんです!
360度松本山雅サポーターの中で、選手達は戦うわけです。
よくサッカーではサポーターのことを「12人目の選手」と表現します。
J2から這い上がり、昨年J1昇格を果たした選手達を愛して、一生懸命に鼓舞する松本山雅サポーターの姿はまさに「12番目の選手」の理想形でした。
昨年は結局1年でJ2に逆戻りとなりましたが、今シーズンもJ2で上位争いを繰り広げました。
今日の横浜FC戦を3-2で勝ったものの、2位の清水も共に勝ったため、2位内でのJ2自動昇格はなくなり、11/27から始まるJ1昇格プレーオフに進むことになりました。
今シーズンを3位で終えた松本山雅FC。J1昇格を果たし、昨シーズンの目標であった「J1でのトップ15以内」を達成できるのか。そして、僕の地元近くに試合をしに来てくれるのか…
僕が昨年初めて生で見た山雅の応援がyoutubeにあがってたので紹介します。
松本山雅をゴール裏で応援したい!!僕の夢!!